生きている。とは。


昨日、プロフェッショナルを見ました。

豆腐職人の山下健さんのお話し。

仕事に対し、

「生きているか。死んでいるか。ですよ」という。

「死んでいるとは・・・?」と山下さんに質問される。

「生き生きとしていない。生きているということは、生き生きしているということです」

 knock out。


ここのところ、自分の生き方に対して向き合うことがある。

きっと分岐点に来たのだろうと思う。


この仕事を始めて7年。まだ7年なのか、もう7年なのか・・・それはどうでも良くて。

この7年に何をして来たかが大事。


この仕事を始めたのが38歳の時。

その時に考えたのが、「20歳で始めた人と、38歳で始めた人では経験の差が18年もある」ということ。

だから、それを埋めるには、経験を沢山積む必要があると思った。

38歳にしてようやく出会った、最愛の職業。

だから、なんとなく始めた仕事ではなく、その道のプロフェッショナルになりたいと思った。

まずは、3年は遊ばない。とにかく勉強、経験。遊んだらプロにはなれないという願掛けみたいなもの。そう思ってやってきたけれど・・・

3年経ったとき、納得が出来なかった。

「まだ足りない。」

じゃあ、5年。

5年経ったときに、いろんな方から仕事のオファーが来るようになった。

ただ良くないのが、5年間の経験を積むなら「何でもやる」という精神が染みついていて、

全てのオファーを受ける癖がついていた。


そして、7年目の今。ようやく気が付く。

「これでいいのか?」

「本当にやりたいことは、今やっていることなのか?」


山下さんの「生き生きとしているか」という言葉は、響いた。

「生き生きとしている場所」はある。けど「生き生きとしていない場所」もあるということに気づかされた。


そして、今日。

ヨガインストラクターの伸枝氏が来店。

独立して仕事をするって自分で「生き生きとする場所を選べるよね」と。

その通り。

この時、「あーなんで、このタイミングこの人こんなこと言ってくれちゃうんだろう」

バラバラだったパズルが全部一気に完成した感じになって、腑に落ちる。


私は、もっと成長したい。学びたい。

そう思うのであれば、そういう人達とビジネスをしていく方がいい。

「生き生きと入れる場所」それが私の仕事をする場所。生きる場所。

「選ぶのは自分である」ということ。

もっと自分の生き方を大切にしよう。

幸いにも私の周りには同じ価値観と、そして向上心の高い刺激的な人が多い。

自分がどんな人と付き合うのか、これも「選ぶのは自分」。






Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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