旅のご飯

旅に行ってから、もう1か月も経ってしまいました・・・

早いものです。


今回、旅に行った「穂高養生園」は、漢方の学校で知り合った友人と行きました。

漢方の理論は「自然哲学」と共にあります。

この自然というのは、太陽と月、そして四季と共にある私たちの生活は自然とは切っても切れない環境にあります。

自然と共に過ごすこと。それが健康の秘訣です。


食もそのひとつで、食養生を学ぶと、旬の食材はその季節にあったものが出てきます。


これからの季節は、夏。

夏は、「暑邪」の季節。暑さにまいってしまいますよね。

旬の食材である、胡瓜、冬瓜などの瓜系は、身体の熱を冷まし外に出してくれる食材です。


学校では、こういった食材の意味を教えてはくれるのですが、調理方までは学んでいません。


そう、どういうふうに旬の食材を食べたら良いのか。

それを学びたかったのがありました。


ここ「穂高養生園」では、1日2食。

半断食をしているようになりますね。


朝は10:30、夜は17:30にみんなでそろって食事を取ります。

食後は、それぞれが洗い物をし、かたずけをします。

その後は、自由時間。

ヨガをしたり、読書したり、温泉入ったり。


さて、今回の食をご紹介します。

まずは夕ご飯

玄米と淡竹の混ぜご飯

 昆布と塩で圧力鍋で炊いたもの。敷地内にある山椒の新芽が乗っています。

大根のポタージュスープ ラディッシュを擦って

 消化を促進するために大根を下して使っています。

 お出汁は、自家製のスープストック。

 長芋でとろみをつけて。コトコトと土鍋で煮た物。最後にわけぎのせ。

じゃがいもと南瓜のコロッケ(センタン入り)

 パン粉にハーブが入っています。

トマトケチャップは手作り

 シナモンなどのスパイス入り

リーフサラダ

アマランスと菜の花と豆の和え物

おからのサラダ

 甘酒ドレッシングに人参、胡瓜、紫玉葱、水菜と一緒に。

その他に、酵素玄米と手作りの生八橋

美味しくて、ご飯は3杯・・・スープも2杯おかわりしてしまいました。


食事の後は、私は読書をし、そしてヨガをしました。

温かいお茶を飲みながら、ゆっくりと過ごす時間。

22時には就寝。


朝は、6時に目が覚め、私はホールで一人瞑想とヨガを。

そして8時からは山へお散歩に行きました。


帰ってきて、温泉入って。そして朝ごはん。

充実した朝の始まりです。

朝は、外のテラスでとりました。


玄米とふきの炊きこみご飯

 山で摘み取ったふきを使っています。

なめこと豆腐の味噌汁

 大豆と麦のお味噌に昆布出汁。

 小ねぎと生姜おろしを添えています。

袋煮

 もちきび、えのきと玉葱、糸こんにゃく入り

 出汁と醤油で味付けしたもの

 しめじとスナップエンドウ、薩摩芋添え

副菜

りんごジュースと梅酢を寒天とくず粉でかためたソースに、わかめとふのりと独活をのせて

たけのこの春巻きとアスパラのフリットは、お塩をふって。


こちらもご飯はおかわり!


本当に優しいごはん。

そして、あたたかい。


自由。自然。


生きている。

地に足がついて、ちゃんと生きている。

そんな気持ちになりました。


また行きたい。場所です。

Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000