9月の養生

🌿9月の養生法🌿

陽の時期から陰の時期に入り、少しずつ秋の気配が感じられる時期になります。

朝晩の風が涼しくなり、湿度も下がり乾燥してきます。


漢方では秋の時期は肌や髪、喉や鼻などを乾燥させる「燥邪」の影響を受けます。


空咳や喉のイガイガ感、

肌や頭皮のかゆみや炎症、

コロコロした便や便秘も起きやすくなります。


そんな「燥邪」から守ってくれる食材は、なんといっても「秋の食材」です。

秋の食材は、甘みがあるものが多くあります。


この甘みがある食材と、酸味がある食材を組み合わせる、

「酸甘化陰」は、身体を潤すと言われています。


例えば、白米+梅干し、玄米+小豆(酵素玄米)、

煮りんご+蜂蜜、人参+ぶどう(キャロットラペ)などがありますね。


秋も元気に過ごせるよう、ぜひ参考にしてお過ごしくださいね。


☝9月の過ごし方のポイント☝


〇甘みのある食材と酸味のある食材で心も体も潤そう!

 甘みのある食材→ 南瓜、さつまいも、山芋、人参、米(玄米や白米)、蜂蜜

 酸味のある食材→ 梅干し、あずき、あんず、りんご、梨、柿、ぶどう


〇朝晩の気温差がある時です。羽織るものを1枚持って出かけましょう。


〇入浴剤やボディークリームを使って、肌の乾燥を防ぎましょう。

炎症が起こると治りにくくなります。


〇おすすめのアロマは、ラベンダーアングスティフォリア、カモミールローマン、

ティーツリーです。乾燥を防ぎ、トラブルから守ってくれます。


皆様が心も体も健康にお過ごしできますように。

Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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