石巻でのアロマケア
夜23時に出発し、石巻に着いたのは翌日朝8時
仮設住宅にある施設に到着すると、
いも煮と手作りおしんこと新米!
皆さんが手分けして前日から用意をして下さっていました。
途中、気温が2度や8度というところを移動し、心身ともに冷え切っていた私たちは、このいも煮が
しみる、しみる!
体中の粘膜がジュワ~っと吸い取って、全身が温かくなっていきました。
とってもありがたくて、この時点で泣きそう!
アロマトリートメントは、10時~18時までランチ休憩以外は休憩なしでノンストップ!
ひとり45分のトリートメントで
1人9名。
セラピストが3名で
合計でいらして下さったのが
23名でした。
男性から女性、老若男女問わず
本当にたくさんの方がいらして下さいました。
精油は、症状に合わせて調合して行いました。
共通したお悩みが「不眠」数名眠れる方もいらっしゃいましたが、ほとんどの方が不眠や途中拡散の方が多く、寝付きも悪いとのことでした。
今回、私たちがトリートメントを行った場所は仮設住宅の1室。
ここでトリートメントをするうちに、仮設住宅とはどんなものなのかを実感することになりました。
隙間風が入り、風の音で家が揺れる。
扉の開け閉めで、家がミシミシと歪むような音がします。
始め地震かと思うほどです。
お住まいの方にお話を聞くと、たばこの煙も壁と壁の間から入ってくるし、
壁1枚で繋がれているため、深夜のいびきや会話は全て聞こえてくるそうです。
特に夜になると、音は響きやすくそして眠りたいという気持ちから、音に敏感になります。
私たちが出来ることは、そんな不安や状況のお話を聞くこと。
そして、そんな状況下にいることで起こる不調へのアプローチです。
トリートメント中は、ワイワイお話したり、時には静かにおやすみされたり。
様々な方に接し、少しはみなさんに寄り添えたかなと思います。
右の写真は、最後のお客様のみなさんとセラピストで記念写真。
真ん中のおばあちゃんはスヤスヤとお休みされているも、左右にいる方2名の方とセラピスト3名で
ゲラゲラ笑いながら45分をすごしました。
話題は「金さん銀さんの話」(笑)
トリートメント後は、仮設住宅の皆さんからのあたたかいおもてなし!
本当に本当にありがたい!
人の優しさに触れて、本当に心身ともに癒されました。
これから寒い冬に突入しますが、また違う状況になるであろう石巻の方へ少しでもお力になれたらと思います。
まずは、「出来ることから」です。
最後に、いちばん右の写真は、今回のメンバーです。
ずっと車の運転をして下さった、顧問の北村さん。
そして副理事のけいさん。
かわいい癒し系のみかさん。
そして、写真には写っていませんが、ひとり仙台でNPO団体と打合せをしていた古川さん。
これからもよろしくお願いします。
しかし・・・1日たった今日・・・全身筋肉痛です・・・
0コメント