農場実習へ

土曜日にお休みをいただきまして、農場実習に行ってきました。


私の所属しているNARD JAPANというアロマ協会は山梨に農場があり、

主にハーブウォーター(フローラルウォーターともいいます)を製造販売しています。


ハーブウォーターを製造するということは、必然的に精油も抽出され、

ここの農場では、その体験が出来ます。


競争率がとっても高いバラの精油&ハーブウォーターの蒸留を昨年の11月から予約し

今か今かと待ち焦がれていました!

11月に申し込んでも即日完売になってしまうんですよ。

しかも、気候によって確実にバラとも限らなく、一か八かの賭けみたいなもの!


でもでも・・・

上の写真を見て下さい!

この満開のローズ達。

農場に着いた途端、このバラの香りが風と共にふわぁ~っと漂ってきました。


1年の中でもっともバラが咲いている日とのこと!

見渡す限り、いえいえい遥か彼方までバラが続いていました。


精油でも最高級と言われている

ローズダマスケナを好きなだけとって良いよ!って言って下さり

香が飛んでいない、程良く咲いているバラをいくつか摘み取りました。


そして、精油とハーブウォーターを蒸留する機械。

バラは沢山の花が必要なので、大きな釜を使って蒸留しました。

左側の奥にある釜にローズが約3万から4万個、

重さにすると100キロ入っているそうです。


ローズは、花が開いてしまうと香が飛んでしまうため

花が開く、朝摘みだそうです。

それを100キロも摘み取って、そして時間をおいてしまうと香が

飛んでしまうので、その日のうちに蒸留するそうです。


少し分かりづらいけど、上にすこーし膜を張っているのが精油です。


ローズは13度以下になると固まる性質があるため、このような形状になっています。

その下にあるウォーターがローズウォーターになります。


100キロのバラから抽出される精油は極僅かで、たったの5㏄!!

バラの精油が高価なのが分かりますね。

採りたての精油やハーブウォーターは、少し青くさい中にもバラの香りがしていて

とっても良い香。


ハーブウォーターは、精油に比べて濃度が低いので赤ちゃんでも使えます。

サロンでは、パックとが化粧水、香水変わりと用途は様々!

ぜひ、おすすめですよ。


精油の蒸留体験をした後は、座学!いわゆる精油学の勉強。

そのお話は、後ほど。

Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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