マタニティケアの神秘

スクール講師をしている時に友達になった、ヨガインストラクターのめぐちゃん。


代官山のサロンから来てくださっていて、

カナダへ留学する前、出産前、出産後と

様々なシーンと携わらせてもらっていました。


長く同じ仕事をしていると、こういう節目、節目に関わらせていただくことが、多くなります。

人によっては、10年以上もケアをさせて頂いているので、結婚前から2人目出産までという方もいます。

様々な時に携わらせて頂けること、私も感慨深くそして毎回嬉しく思います。

同じ仕事を続けることは沢山の山あり谷ありだけど、こういう嬉しいことがあると

続けて来て良かったなって思えます。

ママのお腹にいた赤ちゃん。


出産前のマタニティケアをした時、トリートメント中はお腹の中で元気に動いていたのに、お腹のケアになるとピタっと動きを止めて様子を伺っていました。


私のことを認識してくれたのか、お腹から様子伺いをしている感じで、声をかけたくなりました。

そんな時、「素敵なママさんのところに来たね。来てくれてありがとうね。ママもパパも素敵な人だから、安心して生まれてくるんだよ。」とか声をかけました。


他のお客様の時も、こういったことは良くありました。

ママとお腹にいる赤ちゃんとが繋がっているような。

ママが気持ち良いと、きっと赤ちゃんも嬉しいのでしょうね。


回数を重ねていくと、赤ちゃんも慣れてくるのか、ママの背中を通して足や手で挨拶してくれることもあります。

「また今日も気持ち良くなるよ」とお腹に向けて声をかけたり。


そして出産後、誕生した赤ちゃんと対面した時は、本当に嬉しい!

嬉しさと感動でいっぱいになります。


そして私のぎこちない抱っこでも、泣いてしまった赤ちゃんがいなく、お腹の中で認識してくれてたのかなとポジティブに思っています。


マタニティケアはとっても神秘的です。

皮膚や感覚を通して伝わっていく感じを教えてくれます。。

でもこれは、、赤ちゃんがいるから具体的に、「伝わっているよ」と教えてくれただけで、赤ちゃんがいる・いない関係なく、「心地よさ」は全身に伝わっているんだと思います。


分かっていても、赤ちゃんから直球で教えてもらえると改めてトリートメントの素晴らしさを実感します。


少しでも、ケアさせて頂く皆様の心と身体が幸せに満たさるよう、この仕事を続けていきたいとおもいました。

※文章・写真の転載・複製はご遠慮下さい。

Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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