欲をなくす

昨年くらいから、「欲」をなくす生活をしてみようと考えました。


〇〇でありたい。という思いが、〇〇でなければいけないという、自分を追いつめることになってはいないか・・・と思ったからです。

これは、勝手な自分の思い込みで、こうなりたい!あんな風になりたい!という欲望が自分の中で膨らみ過ぎて、例えば僻みとか妬みとか嫌な感情が生まれることがありました。

あまり良い感情に傾くことがなく、この感情が結構、嫌な自分を引き起こすことに気が付きました。

これらを手放してみようと考えたのです。


40歳を過ぎると、どんな風に生きてきたがが色々なところに出てきます。

だんだん、人間性が確立されていくような。ようやく形成されるような。

身体つき、姿勢、肌、表情などなど。

怒ってばかりいた人は、眉間の皺が取れなくなる。

バランスを考えず欲に任せて食べていたら、その分脂肪がつき落ちなくなる。

日焼けばかりしていた人は、シミとして現れるなどなど。

人間関係も同じ。

結構、わがままに生きてきたので、沢山の人にも迷惑かけてきたと思います。

人を大事にしていたのか、と問われると「はい」とは言えません。


これからの生き方を、考えなくてはいけないなと思ったのです。


「欲」をなくす生活は、意外にすんなり身体の中に入ってきて、私自身は生きることが楽になりました。

いちばん大きいのは講師を辞めたこと。講師としての立ち振る舞いや知識として、「こうあるべき」という自分の理論が強かった。

辞めた時は、重い鎧を下した感じで、スッキリしました。

また、「長生きしたい!」とか「TOPに立ちたい!とか「有名になりたい!」とか大きな願望がなかったからかもしれないです。


どちらかと言うと、目立たず、ひっそりと、地に足を付けて生きたいなと思っていたので、楽に受け入れられたのではないかなと思います。


欲しいばかりでは、何も得られない。

そして欲しいから、得たいから、何かを与えるでも得られない。それは自分の欲を人にぶつけているだけだから。


無心の心で、人と向き合い、自分の出来ることをただするだけ。

それでいい。

向かい合った人の笑顔が何よりも嬉しい。

それでいい。


自分の身体にも心にも負担をかけていた分、自分自身と対話をしながら、「今」をきちんと生きよう。


でも、たまに・・・「はぁ?」って思うことはあります(笑)

相手の立場に立てず、自分の思いに任せて考えてしまうことがあります。

前なら、そのまま人にその思いをぶつけていましたが、今の生活を始めてから、立ち止まることが出来ました。


「余裕」が出来たんだと思います。


欲をなくす生活をしてから、得た大きなこと。

心に、ちゃんと大きな心地良いスペースがあるのが分かります。

自分を嫌いになることも少なくなりました。

なんとも居心地が良い。


ただ、1つだけ。欲の中でも「食欲」だけは受け入れています。

これは、身体のメッセージとして聞き入れるようにしています。

生理前になると、普段食べない脂っこい物やチョコレートが食べたくなります。

おっ、生理くるのね。と思い、唐揚げ棒を買ったりします。


「食」は身体のバロメーター。

欲に任せて食べるのではなく、身体から発信されるメッセージを聞いて、身体が満足する食べ物を摂取する。それだけです。


欲をなくす生活をしてから、私が得たことは「余裕」。

心にも、身体にも、精神的にも余裕が出来たこと。


遠くの見えない未来よりも、今ある目の前のことときちんと向き合うこと。

それが未来に繋がっていること。

良いことも、悪いことも、やった分だけ戻ってくる。

嬉しいこと、喜ばしこと、楽しいことをたくさん自分にも人とも共有していきたいと思います。

Kumiko Ando Aromatherapist

自然療法アロマセラピーサロン インザサニープレイシス代表 アロマ・ハーブ・漢方理論に基づいたサロンとワークショップを随時開催しています。