アロマで高血圧ケア

今日は、タイトルと違う内容をアップしようと思ったのですが、Eテレでやっていた「名医に聞きたい!」という番組で、高血圧のお話をしていました。


番組を見ていて、「やっぱり、アロマは有効的!」と思いましたので、その内容を書きたいと思います。


高血圧は、病院などで図った場合、上が140、下が90以上、自宅などリラックスした環境で図った場合、上が135、下が85以上の方をいうそうです。


血圧が高くなる理由は、

①『血管がギューッと縮まる』場合

②『血管がパンパンに膨らむ』場合と2種類があるとのこと。


①『血管がギューッと縮まる』原因は、何らかのストレスを感じると交感神経が有意になり、ノルアドレナリンが分泌します。そうなると血管がギューッと締まり、血液の流れが速くなるそうです。

このタイプは、ストレスを抱えている人や神経質な人、血圧の変動が激しい人、朝に血圧が高く夕方には正常になる人に多いそうです。


②『血管がパンパンに膨らむ』原因は、よく言われる「塩分」が原因のタイプです。塩分が増えると血管内の塩分が多くなるので、塩分濃度を一定にしようと血管内に水分が入り調和しようとします。そうなると血管が太くなります。

このタイプは、腎臓の働きが低下している、塩分をよく摂取する、血縁関係に高血圧の人がいる、朝も夜も血圧が高い人に多いそうです。


では、どういったケアをするのが良いのかというお話です。

①『血管がギューッと縮まるタイプ』の方

お薬では、副交感神経を優位にするものや、血管を緩める薬を処方するそうです。

アロマでも副交感神経を優位するアロマはたくさんあります。

ラベンダー、イランイラン、プチグレン、マンダリンなど。


②『血管がパンパンに膨らむタイプ』の方

お薬では、利尿作用のあるお薬を処方をします。利尿作用を促して、塩分や水分を排出するよう促します。


もちろん利尿作用のあるアロマ!もあるんです。

ジュニパー、グレープフルーツ、ラベンダー、ゼラニウムなど。

アロマテラピーは、即効性はありませんが、少しずつ少しずつ身体に負担がかからないようケアをしていきます。あと、なんと言っても副作用がないところが魅力です。

当サロンにも高血圧のお客様がいらっしゃいます。


やはり良く選ばれるアロマは、イランイランや柑橘系です。

また、マッサージでその効果はより高まります。


タッチングでより、リラックス効果はアップし、身体全体の巡りを良くすることで効果を高めることが出来ます。


ただ、高血圧の場合、力加減やトリートメント方法は一般の方とは違います。

注意をして身体に触れること、ブレンドする他のアロマも考えなくてはいけません。

高血圧の方が使用できない精油もありますので、ご注意くださいね。


※2012年6月に書いたブログです。


Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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