柚子の陳皮風

通常「陳皮」は温州蜜柑を3年乾燥させた物を漢方で使うのですが、私はこの柚子の皮を乾燥させたものがお気に入りで、毎年作っています。


お茶や鍋、デザートなど何でも使え、乾燥させておくだけで、1年中楽しめます。

ぜひ、常備することをおすすめします!

作り方はとても簡単です。


レシピ

『柚子の陳皮風』

〈材料〉

無農薬の柚子の皮

※柑橘類は、散布した農薬が付きやすいので、無農薬のものをおすすめします。


〈作り方〉

①柚子を良く洗います。

②キッチンペーパーなどで、良く拭き取ります。ヘタの部分に水が入り込んでいるので、きちんと拭いてください。カビの発生の原因になります。

③柚子の皮を剥きます。なるべく、下の白い部分が付かないように剥く方が理想です。

白い部分に水分が多く含まれているので、カビの原因になります。

④皮を剥いたら、適当な大きさに切っていきます。

⑤ざるにキッチンペーパーを敷いて、皮の裏面が表になるように柚子の皮を置いていきます。重ならないように注意して下さい。

⑥毎日、表と裏をひっくり返し、触っても水分が出てこなくなったら完成です。

だいたい、1週間~10日程度で完成です。

天気や乾燥させた場所にもよりますので、あくまでも目安です。


私は、室内の乾燥しているところに置いています。

外に干してもらってもOKです。風に飛ばされないよう注意して下さいね。


〈保存〉

保存瓶に乾燥材を入れて、保存してください。


残った果肉部分は、前に紹介したブログで「柚子蜂蜜」にしています。


〈柚子の効能〉

二日酔い

胃の不調

食欲不振

気の巡りを良くする

咳止め

痰の切れを良くする

熱を冷ます(冬は温めて摂取して下さい)


蜂蜜と相性も良く、胃腸を整えて身体を潤してくれます。


お正月でお腹の調子がいまいちの方は柚子を使って、身体を整えてみて下さいね。

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Kumiko Ando Aromatherapist

主に、医療施設内で「アロマセラピー+漢方」を融合させた、独自のトリートメントをしています。  漢方・アロマセラピーを分かりやすく、身近に感じられるようなブログや症例を書いています。 たまに、プライベートな出来事も書いています。

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